
プレスリリース
Chamberlain(シャルベール)のアルバム『City-Sous-Bois』リリース
2025年5月2日(金
フランスの作曲家・プロデューサーであるChamberlain(本名:Mathieu Harlaut)の新アルバム『City-Sous-Bois』が2025年5月2日にリリースされました。このアルバムは、ジャズ、エレクトロ、ポップ、映画音楽の要素を融合させた10曲を収録し、彼の10年間の音楽活動の集大成となっています。
本作は、10年以上にわたって書き溜められた楽曲を再構築し、一つの音楽的寓話としてまとめたものです。「森の上に築かれた都市」というコンセプトのもと、自然と都市の融合をテーマにしています。
パリ、リール、デトロイトで制作・ミックスされたこのアルバムには、Shara Nova(My Brightest Diamond)、デュオAufgangとのコラボレーションが含まれています。また、パリ・ファッションウィークでVictoria Beckhamがタイトル曲を使用したことも話題となりました。
Chamberlainは、作曲、アートディレクション、ビジュアル制作、プロダクションまでを自ら手がけ、独立したアーティストとしての姿勢を貫いています。
アルバムは、各種デジタルプラットフォームおよびBandcampで配信中。CDはFnac、Leclerc Culture、Culturaで購入可能です。
**試聴リンク**:[Bridge Audioで試聴]
アーティスト紹介
Mathieu Harlaut(マチュー・アルロー)は、Chamberlain(シャルベール)として活動するフランスのプロデューサー、作曲家、ピアニスト/キーボーディストです。彼の音楽は、電子音楽、映画音楽、ジャズ、クラシックの要素を融合させ、人間と機械の関係性を探求しています。
これまでに3枚のアルバム、3枚のEP、多数のシングルを自身のレーベルやInFiné、Kwaidan、Wagramからリリース。また、Victoria Beckhamのファッションショーやテレビドラマ『Queen Sugar』への楽曲提供、映像作品の音楽制作など、多岐にわたる活動を展開しています。
ライブでは、Transmusicales de Rennes、Café de la Danse、Fondation Louis Vuitton、Gaité Lyrique、Reeperbahn Festival、Zenner Berlinなどで公演。2023年には、パリで子供向けのショー『Typotypex』を制作・上演しました。
音楽的特徴
『City-Sous-Bois』は、以下のような多彩な楽曲で構成されています:
* ジャズやハウスの要素を持つダンサブルなトラック(例:L-YMN、City-sous-Jungle Aufgangリミックス)
* 現代的な室内楽風の楽曲(例:Chanel Piaano)
* インストゥルメンタルに再構築されたバラード(例:Le Jour)
* 変化をテーマにした瞑想的な楽曲(例:Change I Change)
* 映画的な雰囲気を持つ楽曲(例:United、N7、The Rain)
* 映画のサウンドトラックのようなオープンな構成の楽曲(例:The Rain
全体を通して、繊細なミックス、洗練されたアレンジ、色彩豊かな音楽性が特徴です。
主なコラボレーション
Shara Nova(My Brightest Diamond) :「Change I Change」でボーカルを担当。Octavia Butlerとデトロイトにインスパイアされたこの楽曲で、ChamberlainのエレクトロサウンドとNovaの表現力豊かなボーカルが融合しています。
Aufgang :タイトル曲「City-Sous-Bois」をリミックスし、「City-Sous-Jungle」として再構築。原曲のエレガンスをトランス的なリズムに昇華させています。
Victoria Beckham :パリ・ファッションウィークでの自身のショーで「City-Sous-Bois」を使用し、Chamberlainの音楽がファッション界でも注目されました。
アルバム概要(各曲紹介)
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L-YMN
バロックとシカゴハウスの融合。クラシックとジャズのルーツを感じさせるオープニング。 -
Chanel Piaano
ピアノと弦楽四重奏が織りなすミニマルな美しさ。再解釈された旧曲。 -
Change I Change(feat. Shara Nova)
変化と受容をテーマにしたデュエット。繊細で感情豊かな表現。 -
City-Sous-Bois
80年代日本のサウンドを想起させる郷愁的なタイトル曲。 -
Le Jour
ジャンルを超えるメロディーが光る、明るく自由なバラード。 -
United
ジェイムス・ブレイク風のテンポと調和。愛と団結を歌う。 -
N7
La Palmaの楽曲を再構築。アキラやシティポップへのオマージュ。 -
The Rain
官能的な夏の雨。生ドラムが情熱的な高まりを演出。 -
Beneath the Roses
坂本龍一のAndataに捧げる静謐なアンビエントトラック。 -
City-Sous-Jungle(Aufgangによるリミックス)
リズムと肉体性が際立つ熱狂的なリミックス。原曲が熱帯の渦に変貌。
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